父母の声1
11月の募集時には、まったく頭に浮かばなかったのですが、2月の終わり頃には、やはり幼稚園に入れればよかったと思っていました。
でも、まだおむつはとれてないし、気難しい面もあるし…とずっと悩んでいて、結局2月末日に電話を入れていました。
すると、3月3日のひなまつりを見学に来て下さいとのこと。
ドキドキしながらでかけてみたものの、先生は何もしてくれない、何も言ってくれないので、教室のすみにボーッと立っていました。
しばらくすると、年長らしきおねえちゃんたちが“自主的に”クレヨンを貸してくれたり、これはこうするんだよと教えてくれ始めました。
大きな机も子ども達だけで運んでいます。
驚いたのは机を運ぶとき、4人ぐらいですんなり机を“たて”にしてドアを抜けるグループもあれば、横に持ったままつかえて行けないグループもあったりするのに、先生は後ろでニコニコしてて、何も指示しないのです。
しばらく、4人は「あーでもない、こーでもない」と話し合っていましたが、ついにドアを抜ける方法を考え出しました。
その時、私は大変感動し、自分の姿を反省しました。
いつもいつも、今朝だって「早くしなさい」「何やっているの、もう!」と、娘のおしりをひっぱたいて、出かけて来たからです。
頭ごなしに指示すれば、簡単に事は運ぶかもしれない。
でも、子どもが自分の頭で考えてやったことは「やった!」という充実感がきっとあるだろうし、何より生きる知恵を本当に身につけることになる…。
それなのに、私にはこの「ゆっくり考える時間を与えること」が「むずかしい」と思われたのです。
そして、そこまでやってくれる幼稚園は他にはない、ここだったら娘ものびのびと幼稚園生活をおくれる、この子が持っている本来の力を伸ばしてあげられると思ったのです。
幼児教室に入ってからの娘の成長はめざましく、トイレはすぐできるようになり、言葉もどんどん増え、どんな遊びもとことんやるようになりました。
そんな姿を“見る”につけ、親が子どもにしてやれることなどわずかで、“自分の力”で成長していくのだとつくづく思います。
そして、それを毎日あたたかく見守り、援助してくださっている幼児教室の先生方に
心から感謝しています。
P.S.
それにつけても、この幼児教室の子ども達、それも年長になればなるほど“自発的”に
先生を手伝っているのには感心してしまいます。